2020/02/04

『ジョジョ・ラビット』はナチス化のドイツを描いた映画だが、いまの日本に通じる部分あり


 映画『ジョジョ・ラビット』。第二次世界大戦中、ナチス下のドイツを舞台にしたヒューマンドラマ。コミカルなポスターや予告編とは裏腹に、シニカルな戦争映画だった。なのに、ちょっとほっこり、そして泣ける展開に、感服。音楽も含めた、小ネタもなかなかのセンス。
 特に、冒頭のビートルズ「抱きしめたい」と共に流れる当時の記録映像には、ゾッとさせられるし、2020に沸く日本のようでもあるなと。要注意。