で、『ストーリー・オブ・マイライフ 私たちの若草物語』(この邦題は、どうかと思うが』、原題は、『LITTLE WOMEN』。『若草物語』をベースに、原作者ルイーザ・メイ・オルコットの人生を重ね合わせた作品だとか。これが良かった。
主人公ジョーを演じたシアーシャ・ローナン、長女のエマ・ワトソン、三女のエリザ・スカンレン、そして、フローレンス・ピュー、この四姉妹のコントラストが素晴らしい。
そして、何が良いって、作品の作り。四人の生きた時代を、それぞれに織り交ぜながら進むのだが、観るものを混乱させないのは、良かった。
制作側の意図は分からないが、性別、人種などのダイバーシティが、テーマだったように思う。後半の、出版・印刷シーンは、紙媒体好きの私にはたまりませんでした。