2021/03/31

ほっこりさせるぜ、LIGHTERSとLAURA DAY ROMANCE


 LIGHTERSとLAURA DAY ROMANCEのツーマンライブ《I KNOW THE END》@下北沢BASEMEXT BAR。観客数を制限しての開催だが、ソールドアウト。そりゃ、この組み合わせ見たいよね。
 で、まずLIGHTERS。相変わらずのマイペースぶりなのだが、アーリー90’S、UKインディ、USインディ、グランジ、ローファイをごちゃまぜにした良質ギターポップ。心地が良くて好き。
 一方のLAURA DAY ROMANCEは、LIGHTERSと似ているようで、肌触りがまったく違うのよね。70年代のニューミュージックや80年代シティポップ、そしてC&Wなんかも吸収した感じ。こちらも、好き。
 アンコールでは、コラボもあったりして、ほっこりした夜だった。また、見たい。


2021/03/29

成長したね、柏木ひなた。生誕ソロライブ2020「over the moo」


 今宵は、私立恵比寿中学の柏木ひなた生誕ソロライブ2020「over the moo」ファイナル、ZEPP Divercity Tokyo。ひなたのソロライブは、ずーっと落選していたので、これが初めて。とても楽しみだったし、バンド編成で、コーラス・ゲストボーカルが太陽とシスコムーンの小湊美和というブチ上げな構成に期待が高まります。
 エビ中の曲、懐かしのスタダユニット曲、ひなたが好きな数々など、まーてんこ盛りなんだけど、いまアイドル界では一番うまいのではないかと言われているひなたの歌唱力・表現力に、小湊のパワフルな歌声が加わって圧巻。まー、よござんした。年末に買ったサイリウムを忘れるミステイクありだが。大満足。
 それにしても、ひなたも22歳、だが、まだ22歳なんだよね。どうなっていくんだろう。

Set List
01. 自由へ道連れ
02. How to be a Girl(安室奈美恵)
03. お願いジーザス
04. I’ll be here
05. Lemon(米津玄師)
06. 夜に駆ける(YOASOBI)
07. 月と太陽(太陽とシスコムーン)
08. 永遠のトリニティー(てんかすトリオ)
09. 光年の愛(おひたし)
10. HEY!真昼の蜃気楼(T&Cボンバー)
11. イート・ザ・大目玉
12. 江南宵歌(Negicco)
13. チャイム
14. 愛のレンタル
15. 春休みモラトリアム中学生
16. Ray(BUMP OF CHICKEN)
17. 涙は似合わない
18. Take Your Original(新曲・柏木ひなたオリジナル)

2021/03/27

悪魔主義バンドの話だが、ちょっと切ない青春ムービー『ロード・オブ・カオス』


 ノルウェー初期ブラック・メタルバンドMayhem。悪魔主義を標榜するバンドの極悪ライブを描いた作品かと思いきや、ちょっと切ない青春ムービー『ロード・オブ・カオス』。残虐なシーンが多い(ここ数年見た中では一番)ので、好き嫌いが別れるだろうけど、おすすめですよ。劇中で散りばめられたメタルサウンドの数々を忘れるほど、ストーリーに没頭。もう一回みるだろうね。

2021/03/23

石橋静河、いいですよ。『あのこは貴族』


 いわゆるシスターフッド映画なのだが、ダブル主演の門脇・水原だけでなく、水原・山下、門脇・石橋な要素もあって、なかなか良かった『あのこは貴族』。

2021/03/20

ドルーピーがカメオ出演、21世紀の新しい『トムとジェリー』。クロエ・グレース・モレッツが、またいいのよ


 『トムとジェリー』。子供の頃、学校からちょうど帰った時間帯に放送されていて、まー、よく見ていたね。トムとジェリーが織りなすシンプルでスピーディーなドタバタコメディ。分かりやすくて、かわいらしい、今でも好きなテレビアニメ。
 それが、実写版となり劇場公開、と、いうだけでも気持ちが上がるのに、クロエ・グレース・モレッツが出演となれば、見ないわけにはいかなくなる。予告編が、また、その気にさせるのよね。
 で、予想通りに、素晴らしかった。昔と変わらないノリなんだけど、映像はすごいし、時代が反映された設定、音楽、新しいんだな。案外、もう1回見たいなと思ったり。
 そうそう、ドルーピーがカメオ出演してますので、見逃さずに。
 

2021/03/18

SNSって決して気持ちがいい反応ばかりではないのよ、『フィールズ・グッド・マン』


 「feels good man(気持ちいいぜ)」を決め台詞にする能天気なカエルのキャラクター、ペペは、いつの間にか、作者の手を離れ、ネット上でバズってさまざまな形態に変化。挙句の果てには、ヘイトシンボルとしてSNSで拡散されて、トランプ大統領誕生の後押しまでしてしまうことに。さて、作者は、どうする?
 SNSを介して、悪意と憎悪が化学反応を起こしていく様は、そりゃ日本社会でも実際にあるし、人ごととは思えず、かと言って、まずは自制心かなという貧困な発想しか出ないのよね。うーん、けっこう怖い。SNSの功罪を考えるに、うってつけの作品でした。

時代と体制に抗う『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』


 太平洋戦争末期の1945年1月、沖縄県知事として赴任した島田叡と周辺の人物を通して、沖縄戦と軍隊を検証するドキュメンタリー映画 『生きろ 島田叡―戦中最後の沖縄県知事』。今振り返って、あの時代に、体制と時代に抗い「民主主義の人」「官僚の鑑」と言われる島田。 
 映画は、苦悩しながらも最後まで行政のリーダーとして努め、県民を守ろうとした島田の姿を、膨大な資料と取材によって描いていく。
 県外出身者にあって、摩文仁の丘に個人名の慰霊碑が建立されている意味合いは重く、そして、今を生きる私たちに政治に対する眼差しの向け方を教えてくれる。
 米軍が沖縄本土に上陸する3月23日を前に、見ておきたい作品である。

2021/03/13

映画史上最大の問題作『MANDINGO』は、超傑作


  『MANDINGO』。映画史上最大の問題作だとか。確かにすごかった。人種、性別といった差別問題、人間の醜悪さを浮き彫りにしていくのだが、差別主義者があまりにも滑稽、森喜朗、まさしくな感じです。過激な作品だと言われるけど、無駄がなくて、とても見やすいと思う。

2021/03/07

三鷹で平和を叫ぶ


 三鷹市の仙川平和公園。長崎の平和祈念像のミニチュア、と言っても、ホンモノ、や、広島被爆二世の樹木などがある。梅や桜もあるって、気持ちのいい空間だね。

The Linda Lindas、素晴らし過ぎます

「サム・フリークス」主催の岡さんが大好きなマフスの「Big Mouth」を、The Linda Lindasがカバー。Netlix映画のエンディングテーマなんだとか。で、このThe Linda Lindas、ちょーかっこいい。The Donnasとか好きなら間違いないやつ。やっぱりブルーハーツが好きなんだろうね、彼女たち。

うちの近所だけど、住所は三鷹、以志井農園でいちご狩り


 うちから徒歩20分ほどのところにある以志井農園で、いちご狩り。気になっていたので、散歩しつつ行ってみた。コロナの影響で現在は日曜日だけ、午前中から密にならない程度に盛況。子供は楽しいだろうね。
 30分で食べ放題。40粒ほど食べただろうか。20分でギブアップ。7種類を食べ比べできるし、悪くないかな。子供たちが遊びに来たら、連れて行きたい。6月まで。
 

2021/03/06

「悪ふざけとヒューマニズム」なイベント、「サム・フリークス Vol.11」


 今日は、はみ出しもの映画特集「サム・フリークス Vol.11」。アメリカの移民、不法就労を扱ったサスペンス『Go for Sisters』、そして、シアトルのストリート・チルドレンを追ったドキュメント『子供たちをよろしく』の二本立て。先日、主催の岡さんにインタビューしたのだが、「悪ふざけとヒューマニズム」という言葉が刺さる。それが、いいんだよね。

2021/03/02

史上最も狂った映画撮影、覚悟して見よ! 『DAU. ナターシャ』


  史上最も狂った映画撮影。「ソ連全体主義」の社会を完全に再現するという前代未聞のプロジェクトを基にした映画『DAU. ナターシャ』。ソ連の街や通貨を再現し、主要キャスト400人らを、2年間監禁状態で撮影したのだとか。
 とても興味深いと思って見に行ったら、度肝抜かれた。これ演技? カット割り? コンテは?の連続。
 終始BGMはなし、エンドロールでもなし。不穏なまま終わる。ドキュメンタリー? ホラー?
 で、謎解きがしたくて、パンフを購入。設定の細かさ、演技指導など、驚愕ですわ。って、主演の女優が、ほぼ素人なのが、一番の衝撃。ものすごい演技ですから。
 覚悟してみるべき作品。