『ベイビー・ブローカー』。前回、上映中に会話をする人や袋を開ける人がいて、若干集中できず。ということで、2回目を見に、バルト9へ。回収しきれなかった、というか気付かなかった伏線にうなずきつつ、切なくも愛おしく味わい深いストーリーを堪能。人にやさしく、それが一番だと思う。
2022/06/30
2022/06/28
ソン・ガンホが見せるマイケル・ホイを彷彿とさせる滑稽さが、作品に物悲しさを加えている。『ベイビー・ブローカー』
「この世に生まれなければ良かった命など存在しないと自分は彼らに言い切れるのか?」。是枝裕和監督は、そう問いかけながら、『ベイビー・ブローカー』を撮影したのだというが、当事者へのていねいな取材を重ねた結果、テーマはとても重たいが、優しくて愛おしい作品になっていた。
ソン・ガンホが、時折、マイケル・ホイを彷彿とさせる滑稽さで、作品に物悲しさを加えている。
そして、ぺ・ドゥナが演じた、冷徹そうで、少しお茶目な一面も持ち合わせる先輩刑事と、後輩役イ・ジュヨンのやりとりもいい。
ロードムービー的でもあり、かなり好みの作品。
2022/06/27
正義とは何か? ディストピアスリラー『ニューオーダー』
ディストピアスリラーというらしいです、『ニューオーダー』。私が鈍いのか? ほんとに予測不能な展開で、気づけば衝撃のエンディング。日本だけではなくて、今の国際政治状況を考えると、フィクションとは思えないというか、もうそこに迫っていそうな雰囲気。何が正義か、ちゃんと見定めないと。
2022/06/26
クリスマスは、エイリアンとゾンビ、『クリーチャーズ』
『クリーチャーズ/宇宙から来た食人族』。京子さん曰く「へんてこな映画」。いい意味で。雑。くだらなくて、最高。続編、希望。なのだが、こういった映画って、何で、クリスマスシーズンなんだろうね。と、思った次第。
2022/06/23
主演は、ぺ・ドゥナ。是枝裕和監督作品『空気人形』
是枝裕和監督作品『空気人形』。『ベイビー・ブローカー』上映を記念しての一週間限定特別上映。ということで、最終日に、渋谷のホワイトシネクイントへ。主演のぺ・ドゥナの演技が、かわいくて、切なくて、寂しげで、愛おしい。当然のように、『ベイビー・ブローカー』の予告編が流れていたが、こちらのぺ・ドゥナ、これも期待大。
2022/06/21
「Fiesta」を合唱していた自分が恥ずかしい。『シェイン 世界が愛する厄介者のうた 』
『シェイン 世界が愛する厄介者のうた 』。言わずと知れた、THE POGUESのボーカル、シェイン・マクガワンのドキュメンタリー。ジュリアン・テンプルらしい作りで、慣れていないと困惑するかもだが、いい作品だった。知った曲ばかりが流れるのだが、歌詞があいまいだったりするので、英語字幕を付けてほしいところ。
ところで、私、92年マニックスの追っかけ直前に、シェイン脱退騒動のTHE POGUESの追っかけもやっていまして。映画でのシェインの言葉に、当時、呑気に「Fiesta」を合唱していた自分が恥ずかしくもなる。
写真は、映画にも登場するAnn Scanlon著『The Pogues: The Lost Decade』。来日時に、バンドメンバーのサインを集めていたのだが、コンプリといかなかったのが、惜しまれる。
投票に行こう! 『PLAN75』
『PLAN75』。75歳以上が申請すると、国の支援のもとで安らかな最期を迎えられる制度「プラン75」。年金・医療・介護などひっ迫する社会保障費の抑制、行政の対応、市民の反応などが、重層な人間ドラマとして作り込まれている。重たいテーマだが、サスペンス的要素もあり見やすいと思う。個人的には、葬儀や埋葬など、昨年末から今年に自分が経験したあれやこれやも重なる。
映画が描く社会のようにならないためにも、まずは、参議院議員選挙へ。
2022/06/19
愛国者って、本当に愛国なのか? 『教育と愛国』
『教育と愛国』。第一次安倍政権の時、高校教科書に、沖縄戦の集団自決で軍の関与はなかったとの記述を採用するという事件があった。集団自決があった渡嘉敷島での関係者へのインタビューや県民の反対集会を取材したが、あの頃と同じモチベーションを持つ愛国者は常にいて、トンチンカンな歴史観を展開させている。『スープとイデオロギー 』で描かれた「済州4.3事件」に対する韓国政府の向き合い方を見習うといい。
2022/06/18
家族とは、民族とは。『スープとイデオロギー』
2022/06/17
今年の誕生日プレゼントは、『THE LINDA LINDAS EP』
『THE LINDA LINDAS EP』。発注したのが昨年12月末、3月発送予定が、コロナ、ロシアのウクライナ侵略などの影響で遅れ、ようやく到着。
同じアルバムジャケットの4枚を見た京子さん曰く「誰かにあげるの?」。色違いのヴァイナルなのです。到着が遅れた結果、自分から自分への誕生日プレゼントということにしておこう。
2022/06/16
2022/06/14
『八つ墓村』と違い祟りではないが、しっかりと怖い『丑三つの村』
1983年公開の松竹作品『丑三つの村』が、リバイバル上映。戦時中の岡山で起きた大量殺人事件を描いた西村望のノンフィクション小説が原作。主演の古尾谷雅人はじめ役者の演技が怖いほどに素晴らしい。特に田中美佐子が良かったが、五月みどり、池波志乃の妖艶かつしたたかな振る舞いが、主人公を逆撫でしていくさまが、秀逸。
ちなみに、同じ事件をモチーフにした小説が『八つ墓村』。で、こちらの映画化作品は、幼いころにテレビで見て、あまりの怖さに腰を抜かしたことがある。同じ題材でもテイストが違っていて、面白いが、演出における時代感はけっこう似ているし、しっかりと怖いね。
2022/06/12
2022/06/08
「ノアだけが、ガチ」なんて言わないけど
先日の大谷エイドで、プロレスリング・ノアって、いまおもしろいのでは?と思い、さっそく「STAR NAVIGATION 2022」後楽園ホール大会へ。6月12日には、さいたまスーパーアリーナでのビッグマッチが控えていて、その前哨戦的意味合いもある大会らしい。その日のメインは、潮崎豪 vs 小島聡だって。
今日は、小島と征矢学とのシングル。他にも、ドラゲーのベルトであるオープン・ザ・トライアングルゲート選手権など。
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.もノアに参戦してるのね。知らなかったよ。というか、参加選手の所属がもはや分からないほどに、多彩。
もはや「ノアだけが、ガチ」と言われていた時代もあったなと思いつつ、バチバチの試合が繰り広げられている、このリングは支持したい。
2022/06/06
SDG4教育キャンペーン
『SDG4教育キャンペーン』の「国会議員と子ども・ユースの意見交換会」。ブラック校則撲滅・開発途上国の教育分野への支援拡充などを訴えるユース。その声に現場目線で応じる共産・吉良さん。一方、理不尽なことにも耐えるのが学生時代の貴重な経験と説教を始める自民議員がいたり、「あなたたちは日本の宝」と高校生を所有物として扱う維新議員がいたり、とほほな場面も。
それにしても、立憲民主党は影が薄い。キャンペーンが実施した教育分野に関する政党アンケートについて、中高生の立憲に対する評価は高いんだし、もう少しアピールしなければ、ほんと埋没するよ。
2022/06/05
苦手ではなかった。『帰らない日曜日』
『帰らない日曜日』。予告編で、苦手かもと思ったのだが、見ることに。映像が美しいとか官能的な性描写なんて話題になっているけど、そこはあまり感じなかった。多重な作品構成で悪くないけど、いろんな要素を詰め込み過ぎかな。あと邦題の意味がよく分からない。
2022/06/04
大谷マジック
「押忍PREMIUM ONE TEAM ZERO1! 大谷晋二郎エイド‼︎何度でも立ち上がれ!」。大谷晋二郎選手、試合中の事故で負傷し欠場、いまだに自由に体が動かないばかりか言葉を発するのもままならないという。事故当時は現場にいて試合を見守っていただけに、京子さんも私もより衝撃は大きく、何ができるというわけではないが、今日の大谷晋二郎エイドには、ぜひ来たかった。
で、大谷マジックというか参戦した選手たちのモチベーションが高く、好試合の連続。ケンドー・カシン、藤田、金本とタッグを組んだ効果なのか、高岩が、いつもより数倍も良かったよ。
そして、ノアが見たい。そんな気持ちにさせるのも、大谷マジック。
児童労働にレッドカード
6月12日の「児童労働撲滅世界デー」に合わせて、児童労働ネットワークが、「レッドカードキャンペーン」を実施中。普段からチェキプリントしたレッドカードを持ち歩いているので、キャンペーン期間中は、出来るだけ写真を撮っていこうかと。
2022/06/03
エビ中、10周年だってよ
私立恵比寿中学『10th Anniversary Tour 2022~drawer~』で、J:COMホール八王子へ。もともと4月に行なわれるはずだったツアー初日公演だが、メンバーがコロナ陽性で振り替えに。直後に私も陽性になったのだが、ね。
で、エビ中は、たいへんよろしい。最年少の小久保ちゃんの学芸会感がすごいわ。そして、柏木ひなた、今年いっぱいで転校なのだが、いつまでも見ていたいし聴いていたい。
『ゆめパのじかん』
『ゆめパのじかん』の試写会へ。川崎市高津にある子供たちの遊び場「ゆめパ」。「何をしてもいいし何もしなくていい遊び場」って、いいね。というか、この作品に登場するみんなに衝撃を受け、そして感動し、自分もまだまだだなと。学びは、どこにでもあるし、自分なりに学んでいけばいいのである、ね。
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