北野武監督の作品を久しぶりに見た。黒くて、赤くて、白い、色合いが、スクリーンには漂い続ける。
そして、暴力シーン満載。しかも残虐で、リアル。SAWよりも確実に痛い。デスマッチで言うと、有刺鉄線ではなく、カミソリボードな感じだ。
でも、笑える。皆、悪い奴らだが、ある意味マジメで、阿呆でもある。
良い作品だ。そうとう印象深く脳裏に残像が浮かぶ。通院していた歯科医でも、耳鼻咽喉科でも、北野武を思い出したほど。
こういう北野武と、カブリものをしてはしゃいでいるビートたけしは無条件に好きだと、改めて感じた。