2011/08/25

Born Free Art school



 インドで児童労働をしている子供たちに、教育とアートを通じ、夢と希望を持てる人生をつかんでもらおうと活動している団体、Born Free Art schoolが、この夏、日本を訪れ、日本の学生とのコラボレーションによるパフォーマンスで、平和、貧困と差別の撤廃を訴えるツアーを展開。その最終日、相模大野での公演を体感、熱いメッセージをもらった。また、今回は、共同代表のジョン・デバラジ氏(写真中央、青い服の男性)やサルワナ君(ジョンの右横の男性)と7年ぶりの再会も果たすことができた。
 Born Free Art schoolの存在は、2004年、ジョン氏とともに共同代表を務める中山実生さん(写真左)に、児童労働についてのスタディツアーでお世話になったことをきっかけに知った。ジョン氏や、当時、児童労働をやめたばかりサルワナ君が、元児童労働者が、児童労働の現場の写真を撮影するというプロジェクトを始める直前だった。
 プロジェクトは当初、バンガロールを中心に展開されていたが、その後、インド4000㎞を自転車でツアーしながら写真を撮ったり、また、踊りや歌のパフォーマンス、そして映像で、平和・貧困と差別の撤廃を訴える活動など、 広がりを見せている。
 失礼だが、7年前、こんなにもアクティブかつダイナミックに活動する団体になろうとは予想もしなかった。Born Free Art schoolの信念と継続に、敬服するばかりだ。