2012/05/20

International Treasure


 今回のManic Street preachers国宝ライブ。英語で、国宝は、“National Treasure”だが、ミート&グリートで会ったジェームスは、“International Treasure”と言っていた。確か、ライブでも、そう表現していたような。
 それだけ、メンバーにとって、この日本公演は特別なものだったと思う。バックステージで会った彼らは終始にこやかだった。20年前からは考えられないほどの笑顔で、ファンと会話してサインしている姿。それは、背中が痛いはずのニッキーでさえも、そうだった。ファン思いのバンドである。
 そういう彼らの姿勢は、選曲にも表れていた。
自分自身、ロンドンで国宝ライブは観たし、それは素晴らしい内容だった。メンバーに、そう伝えると、3人とも、まったく、その通りだと言っていた。だが、日本公演は、さらにエクストラだったのだ。
当初から発表されていた“Suicide Alley”“New Riot Art”に加え、まったく意表を突かれた、初日の“Further Away”、そして2日目の“P.C.P.”。今回、ライブに行けなかった友人たちも、セットリスト見ただけで興奮したと言うが、最高のプレゼントだったし、また、それを素晴らしいファンの皆さんが受けとめ、投げ返していた2日間だった。
すごく素敵な時間を過ごすことができた。関わったすべての皆さんに感謝したい。そして、いつか、会場で会いましょう。