ある日、事情を抱え祖母の住む北国の町へと引っ越す少年ユラ。転校先は、ミッション系の小学校で、朝から礼拝があったり、いろいろとお祈りしたり。
神様って、ほんとにいるの? お祈りって届くの?というシンプルな設定。深くて重い問題提起をユーモラスに描いている本作。見たい見たいと思っていて、新宿武蔵野館での上映最終日前日にようやく見ることができた。
設定はキリスト教だが、他の宗教だったり、思想、世の中の常識であったり、疑ってもいいのやら悪いのやらなやつはたくさんある。この映画の主人公が持つ違和感や素直な猜疑心って、大事なんだと思う。
いろんな人に見てほしい、いい作品に出会えた。