2020/01/02

お帰り寅さん。寅さんは帰ってきませんが、そこにいます。


 映画『男はつらいよ お帰り寅さん』。作品50周年を記念して作られたものだが、初期作は、テレビの再放送やビデオなどで鑑賞も、70年代中頃からの作品は、親が寅さん好きだったこともあって、リアルタイムで見たものが多い。また、生まれ故郷の日田をはじめ、大分県が舞台となった作品もいくつかあって、親しみもあるしね。DVDは全巻持っているほどです。
 で、本作。主役の渥美清はじめ、主要キャストの数人はもはや故人。過去作品を思い出としてうまく紡いでいく手法はありかと。さくら、博、リリーらが加齢した姿が、やけにリアルだし、満男と泉は相変わらずのすれ違い。と、玄人向けな展開。この作品が、初めての寅さんな人には、まったくお勧めしません。「ベリー・ベスト・オブ」感は否めない。
 最後に、歴代マドンナの当時映像が少しでも映し出されたのは良かったけど。ちなみに、私は、太地喜和子演じるぼたんが、一番好き。