2024/05/15

ノーCGのパペットが暴れまくる『キラー・ナマケモノ』


 『キラー・ナマケモノ』。直前に見た『胸騒ぎ』の後味の悪さを忘れるほどのバカバカしさ。ノーCGで、パペットが次々と悪行を働く姿は潔くさえ見える。
 無理矢理にシスターフッド感を醸し出し、強引な動物愛護のメッセージで締めるあたりも、かなり好き。もう一度見ても、いいな。
 ちなみに、原題は、『Slotherhouse』。エンドロールでは、「生獣の館」と訳していたが、「ナマ・ケモノ」らしい。悪乗りが過ぎる。