ベリー・ゴーディ自身は、政治との曲を置く一方で、マーヴィン・ゲイは『ワッツ・ゴーイング・オン』を発表。←ここは、重要なポイントだけど。作家の離脱など、レーベル内でのいざこざがありつつも、今日まで、確固たる地位を築く。ゴーディと共に、その歴史を振り返るのが、スモーキー・ロビンソン。彼の合いの手がまたいいのよ。
そして、劇中で流れるミラクルズ、テンプテーションズ、ダイアナ・ロス&スプリームス、フォー・トップス、スティーヴィー・ワンダー、マーヴィン・ゲイ、ジャクソン5、マーサ&ザ・ヴァンデラスなどの音楽の素晴らしいこと。エンドロールのあの曲は踊らずにいられないかも。
それにしても、邦題は、なぜ原題にある「HITSVILLE」を外したのだろうか。そこは、ちょっと疑問。