2021/08/31
こっちもコロナ禍だからこそ、体制に抗う市井の民の映画『シュシュシュの娘』
切腹するのは俺らじゃない。『全員切腹』
『全員切腹』。「井戸に毒を撒いて疫病を広めた罪」で切腹を命じられた侍。本当に疫病を撒き散らしたのは、奴か。コロナ禍にあるからこそのメッセージだと受け止めたい。短編だけど、セリフと音楽が重装備で攻めてくる。
裸足で画鋲を踏むと、痛いのよ。『葛西純プロデュース興行 東京デスマッチカーニバル2021 vol.2』
2021/08/28
16歳だった1985年の大阪、『かば』
『かば』。1985年、被差別部落が隣接する西成区北部の中学校が舞台。実在した教師と生徒の物語だが、「まち」を考える重要作。1985年、タイガース優勝の年、テレフォンカード、16歳だったね。懐かしさもある、素晴らしい青春映画。セリフの一つひとつが、染みる。主題歌は、騒音寺。挿入歌にARBの「さらば相棒」。 #映画かば
13、14、15な、私立恵比寿中学
2021/08/26
2021/08/25
音を楽しむなら武蔵野館がオススメ、『サマーフィルムにのって』
トラウマ確実の触れ込みも、予告編盛り過ぎな『人肉村』
2021/08/24
主人公・美波が、ブルーハワイ食べてるじゃん!『子供はわかってあげない』
沖田修一監督(五ノ井さんの日芸の後輩)作品『子供はわかってあげない』。主演は、上白石萌歌。水泳部に所属するアニヲタ女子高生、美波が、元新興宗教教祖の実父を訪ね数日を過ごす夏休みの話。上白石萌歌に加え、主人公の同級生役の湯川ひな、豊川演じる藁谷の隣に住む女の子役の中島琴音、印象的だったな。で、美波が食べていたかき氷、何とブルーハワイ。偶然か? #子供はわかってあげない #沖田修一 #上白石萌歌 #ブルーハワイ
2021/08/21
ニタ=ジョゼ・ハンナと西めぐみの共演熱望、『サイコ・ゴアマン』
これこそが、ダイバーシティ。『座頭市物語』
来週から、「東映アウトロー映画特集」も始まるのだが、1960、70年代の映画は、またクールだね。
#座頭市物語 #サマーフィルムにのって
2021/08/20
A24らしからぬ家族愛。『ミナリ』ってセリのことだって
鑑賞の機会を逃していた『ミナリ』。下高井戸シネマでの上映最終日に見ることができた。ミナリとは、韓国語でセリだとか。 たくましく地に根を張り、二度目の旬が最もおいしいと言われ、子供のために、親世代が懸命に生きるという意味合いがあるとか。今年は、移民や難民についての取材が多くて、それらを通じて、一世から二世への思いを知ることもあり、より理解が深まったと思う。シチュエーションこそ違えど、被爆者も同じ思いを持っているのだと思う。
ところで、製作は、あのA24だけど、テイストとしては、『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』みたいな感じ。なので、残虐なシーンはないので、安心して、どうぞ。
2021/08/18
体感としては、「えっ、もうラストシーン」な『サマーフィルムにのって』
ダークサイド・オブ・アメリカなのかな? 『クローブヒッチ・キラー』
2021/08/16
5回目であろうとも、泣ける、『サマーフィルムにのって』
今日は、渋谷パルコのホワイトシネクイントで『サマーフィルムにのって』。ここ、見やすくて好きなんだよね。スクリーンもちょい大きいし。ちょっと新鮮。
さて、サマーフィルムにのって』、すでにネットなどでは、ラストシーンについて語られることが多いし、実際、京子さんも、「ラストは泣いた」と言っていた。で、このラストシーン、複数回見ると感動が増す、はず。ストーリーを知っているからこそ、序盤から盛り上がり、ラストで感動が炸裂。
ということで、5回目であろうとも、泣けるのよ。そして、まだまだ語りたいことあり、この作品、凄いわ。
コロナ禍でよりカオス化する世相が反映されている、『ザ・スーサイド・スクワッド』
2021/08/14
2021/08/13
LIGHTERSのPAVEMENT愛が凄まじい
2021/08/12
さらば、新木場STUDIO COAST
新木場STUDIO COASTが来年1月で閉館だとか。都内と言えども、私としては案外に遠い場所にあるライブハウスだが、見やすかったし、よく行ったね。
MANIC STREETPREACHERS、PRIMAL SCREAM、Spiritualized、RANCID、そしてエビ中。他にも、いろいろと。
中でも一番の思い出は、2012年5月、MANICSの「ナショナル・トレジャーツアー」。前年12月にロンドンまで見に言ったのだが、この年来日。Twitter企画で、ミート&グリート募集てのがあって、応募したところ、見事当選。バックステージで、ニッキーと初来日時の話をしたり、ジェームスには、ロンドン公演の写真を見てもらったりと楽しい時間を過ごしたんだよね。そして、最後は、ミッチ池田さん撮影による記念写真。ジェームスとニッキーの間にちゃっかりと位置取るファン魂。われながら素晴らしい。
日田シネマテーク・リベルテでも上映してほしい『サマーフィルムにのって』
#私たちの青春は傑作だ #サマーフィルムにのって #シネマテーク・リベルテ
初めて見たのは豪徳寺、『ダウン・バイ・ロー』
【JIM JARMUSCH Retrospective 2021】。今日は、『ダウン・バイ・ロー』を鑑賞。豪徳寺に住んでいた頃、近所のレンタルビデオショップ・ドラマで借りて見たのが最初だったと思う。ジャムッシュ作品の常連、トム・ウエイツ、ジョン・ルーリー、ロベルト・ベリーニが、なかなかにチャーミング。一番ってわけではないが、かなり好きな作品。
2021/08/11
ALL STAR J OX、新色はマスタード
『ぼくイエ2』出ます!
のだが、みかこさん、どんだけ書くのが好きなのか。私が組合機関紙での連載をお願いして、もうすぐ丸5年。この間でさえ、新聞・雑誌での連載を抱え、単行本は11冊。この秋も、『ぼくイエ2』だけでないらしいからね。あのバイタリティは、どこから来るのか?
2021/08/10
伊藤万理華はすげーし、他の出演者も激熱、『サマーフィルムにのせて』
小説を朗読しているような『土手と夫婦と幽霊』
2021/08/09
買って正解、幡ヶ谷BLUE LUGの「THE DAY PACK」
残虐宇宙人を超えるサイコな女の子が素晴らしい『サイコ・ゴアマン』
庭で遊んでいた妹と兄が、銀河で恐れられていた残虐宇宙人を復活させてしまうという、なんとも素敵な設定の『サイコ・ゴアマン』。殺人を厭わないサイコ・ゴアマンを上回り残虐かつサイコな妹ミミ、最高じゃないか。セリフの一つひとつが、酷過ぎて、かつクール。教育上、最低最悪、すべての人に見てほしい作品。
私も失神しそうになった、『アレサ・フランクリン アメイジング・グレイス』
アレサ・フランクリンが、1972年1月13日、14日、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー・バプティスト教会で行ったライブ。本来は、映像作品として発表される予定だったのが、カチンコを用意しておらず、音と映像がシンクロせずに、お蔵入り。が、現代の技術によって50年越しに映画を完成させ、公開されるという奇跡の作品『アメイジング・グレイス』。
いやー、すごいアレサ・フランクリン。何だ、この声、劇中では、興奮したり、失神したり人が続出。音楽って、そういうものだと思う。後ろの方で、手を叩いていたミック・ジャガーも気がつけば、最前列で興奮気味。分かるわ〜。
ライブシーンだけではなく、リハや、アレサの父フランクリン牧師の説教も収録。未公開映像も含むソフト化を熱望。
2021/08/07
監督独特の手法で、地理と時空を超えていく『オキナワ サントス』
2021/08/06
まさかの涙! 『サマーフィルムにのって』
『サマーフィルムにのって』を初日に鑑賞。勝新好きの女子高生が時代劇を撮影する青春映画。この設定だけで十分なのだが、ラストシーン、カッコ良すぎ、知らぬ間に泣いていたよ。主人公のハダシ役伊藤万理華、『左様なら』で主役を務め本作では、ちょっと天然な剣道部員ブルーハワイ役の祷キララ、そして、地味な位置ながら作品のキーを握るビート板役の河合優実、と、若手女優陣が素晴らしすぎる。金子大地ら男性陣も、良かったです。
最近、学園内マイノリティーを中心に据えた学園ものが多いのだけど、そこら辺りもツボ。この夏、全世代に見てほしい作品。 #私たちの青春は傑作だ