2021/09/17

「そこにいて、助けてあげたかった」に頷き泣いた、『君は永遠にそいつらより若い』


 津村記久子原作『君は永遠にそいつらより若い』津村記久子原作『君は永遠にそいつらより若い』。主演は、佐久間由⾐と奈緒。児童虐待、自殺、コンプレックスなど、重たいテーマを扱った作品。「そこにいて、助けてあげたかった」に、頷き泣いた。いい作品。かなり語りたいね。
 ということで、まずは、俳優陣から。ホリガイを演じた佐久間由衣は『ひよっこ』、イノギ役の奈緒は『半分、青い。』と朝ドラで脇役ながらも、その存在を認識させられた二人。ホミネ役の笠松将は『カランコエの花』、ヨッシー役の小日向星一は『サマーフィルムにのって』と、私のどハマり映画でも印象的な演技で心に残った役者。配役の絶妙だと思う。


 そして、パンフレットは、1800円だが、300ページ超え。脚本は、もちろんのこと、両主役ら出演陣、原作者のインタビュー、プロダクションノートに加え、児童虐待問題の専門家のインタビューを掲載。じっくり読んでから、2回目を見に行きたい。そして、まだ語り足りないのよ。