SF要素もありの『光を追いかけて』。といっても、『サマーフィルム』とはまた違い、こちらは、「ミステリーサークル」が作品の重要ポイント。少子高齢化、過疎化による学校閉鎖など、地方都市が抱える課題を背景にしながら、学校になじめない転校生と不登校の同級生の思いが交差し合う青春物語。舞台は、秋田市。監督、出演者など、秋田出身者もいるのだが、ここは、何と言っても、柳葉敏郎、よかったわ。
そして、主人公の中川翼、長澤樹は出演時中学生だったというが、また素晴らしい演技。ここに、私激推しの中島セナが、また印象深いのよ。こちらも、まだ中学生。中澤樹と対峙する場面は、たまらない。
ちょっとリピートしたいかも。