4Kリマスター化された『ウルトラQ』がNHK BSPで放送されていたので、せっせと録画。独特の世界観やキャラクターは、いま見ても十分におもしろい。特撮もよくできていて、ある意味で新鮮。
さて、その最終話「あけてくれ!」は、ある男が空間の隙間に挟まってしまうというストーリー。怪獣がでるわけでもなく、中年男性の悶々とした姿が映し出され、とてもシュール。初回放送時には、放映されなかったといういわくつきの作品である。
ちなみに、この回の脚本は、現在再放送中の『マー姉ちゃん』でも脚本を担当している小山内美江子さん。金八シリーズでお馴染みの脚本家だが、「湾岸戦争」でのボランティア活動がきっかけで、私の両親が懇意にしている人である。最近はお会いできていないが、「あけてくれ!」のうら話など聞いてみたいね。